『真夏の方程式』

 『真夏の方程式』(東野圭吾著・文藝春秋)を読みました。

 『探偵ガリレオ』では佐野四郎だった湯川が、ドラマ『ガリレオ』の影響で『ガリレオの苦悩』から福山雅治になり、そのイメージが本作でも定着した感じですね。

 ところで、内容はともかく、本作では、子どもが嫌いな湯川が、どういう心境で子どもとガッツリからんでいるのか、まったく説明がないのが不満です。
 
 ただ、文章はとてもうまく、読みやすい作品です。